面接対策②　～面接官のチェックポイント　前半～

記事の概要

今回の記事では面接対策②　～面接官のチェックポイント　前半～として、面接官が面接で就活生のどのようなことをチェックし、合否を決めているのかを解説していきます。面接官のチェックポイントに関しては前半・後半の二回に分けて解説します。

自分自身の就活力を高めることももちろん重要なことですが、やはり相手を知り、分析することも同じくらい面接を突破する上で重要なことですので今回の記事を通して学んでください。

面接官のチェックポイント①　基本的なマナー

面接官がチェックするポイントとしてまず最初に注意すべきことは基本的なマナーです。これらは、社会人になってからも非常に重要なことなので就活を通してきっちり身につけましょう。

入室～退出

面接において、面接官が基本的なマナーをチェックする時に大きなウェイトを占める部分は入室から退室までの一連の流れが違和感なくスムーズに行うことができているかです。　入室から退室までの一連の流れに関してはこちらの記事で詳しく解説しているのぜひご覧ください。→　面接対策①　～入室から退室まで（マナー編）～

基本的なマナーができていないと判断されるとその場で不合格が決定してしまう場合が多いので本番の面接までに必ず身につけましょう。

面接官のチェックポイント②　印象

態度

「印象」を左右する上で重要な要素は面接官とのファーストコンタクトの際に明るく健康的に見えるかどうかです。　例えば入室の際に元気がない挨拶をしたり、下を向いて歩いたり、暗い表情をしたりすることのないよう気をつけましょう。　明るく健康的に振舞うことができるかどうかに関しては日常生活に左右されます。　就活生は時間に追われて忙しいかと思いますが、日ごろから適度に運動をしたり、大学で友人と会話を楽しむなどして明るく健康的に振舞うための基礎体力を維持していきましょう。

笑顔

面接の際には誰しもが少なからず緊張すると思います。　人間は緊張すると表情が普段より固くなってしまう傾向がありますよね。　表情が固くなってしまうと面接官にも良い印象を残すことが難しくなります。　そこで意識するべきことは笑顔です。　質問に答える際にも笑顔で愛想良く回答することで好印象を残すことができます。

しかし、笑顔にも注意するべきことがあります。　それは笑顔とニヤニヤすることは全く違うということを認識しておきましょう。　この違いを具体的に解説すると真剣な話しをする際の笑顔はニヤニヤと受け取られる可能性が高いです。　例えばあなたが志望企業でやりたいことや将来のビジョンについて語るときにずっと笑顔で話すより、真剣な表情で話したほうが良いでしょう。

逆に趣味の話しや雑談・学生時代のエピソードなどを語る際にはずっと真剣な表情で話すよりは強弱をつけて時には笑顔を交えながら話すと良いと思います。

質問によって・その場の空気感によって表情を使い分けることが大切です。

話し方・聞き方

良い印象を与えるためには話し方や聞き方も重要な要素です。　まずは話し方について解説します。　就職面接においての理想的な話し方はどのようにしたらよいか。　最も大切なことは、相手にしっかりと伝わるボリュームでハキハキ話すことです。また、緊張するとどうしても早口になってしまう人が多いので、意識的にゆっくり話すことを心掛けましょう。　面接官は基本的にメモを取ります。　なので面接官のメモを取る仕草を確認しつつ、メモしやすいスピードで話すと好印象に繋がります。　また、面接の場では当然敬語を使って話すことが求められます。　普段から敬語を意識的に使いましょう。

次に聞き方についてです。　質問をする際などに面接官が話している際には、必ず面接官の方に体と視線を向けましょう。　面接の最後の方になってくると、疲れが出てきて視線を向けることが大変になる場面があるかもしれませんが、最後まで気を引き締めて臨みましょう。

また、広い会場であったり、ボソボソ話す面接官に当たってしまい、面接官からの質問の内容が聞き取れない場合や質問の意図が理解できなかった場合は、適当に答えることはせずにわからないことを伝えてもう一度聞き返しましょう。　きちんとわからないことはわからないと伝えて聞かれたことを鮮明にすることは聞く上で非常に大切なことです。

面接官のチェックポイント③　身だしなみ（服装・体のケア）

身だしなみにおいて男性・女性に共通するチェックポイントは以下の通りです。

男性が注意したいことは髭が整えられているか、ネクタイがきちんと結ばれているか、といった部分です。

女性

女性が注意したいことは、髪が長い場合にきちんと整えられているか、就活に合った就活メークができているか、ストッキングなどが伝線していないかといった部分です。

このような最低限な身だしなみはしっかりと整えて面接に臨みましょう。