面接対策③ ~面接官のチェックポイント 後半~

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記事の概要

前回の記事では面接対策② ~面接官のチェックポイント 前半~として、主に面接官が面接でチェックしているポイントのマナーに関わる部分や話し方などについて解説しました。

今回の記事では面接対策③ ~面接官のチェックポイント 後半~として主に面接の内容の部分に関して具体的に触れていきます。

面接官のチェックポイント④ コミュニケーション能力の有無

就職活動の面接で最後内定を獲得できるかに大きく関係してくるポイントはやはりコミュニケーション能力の有無です。 最近はいくら優秀な大学を卒業していても結局コミュニケーション能力が欠けている人材は企業からはあまり必要とされない傾向にあります。 また近年は所謂学歴フィルターが以前よりかはなくなってきており、コミュニケーション能力が高い人材は学歴の壁を乗り越えることが可能な環境になりつつあります。 面接官にコミュニケーション能力があることをアピールするには質問を正確に理解し、相手が聞きたいことに対する回答を正確に答える必要があります。

自分が話したい事を話すのではなく面接官が知りたいことに対してシンプルにわかりやすく答える練習とイメージトレーニングを繰り返し行いましょう。

また面接官が就活生のコミュニケーション能力の有無を判断する際には「質問に対する回答の掘り下げ」がよく行われます。 事前に用意してきたことを話すことは比較的簡単で差がつきません。 そこで、回答を掘り下げた時にどのような対応をするか、矛盾なく正確に回答できるかを試すわけです。 回答に対する掘り下げに対して適切に対応できるかが面接試験の合否に関わる重要なポイントになります。
掘り下げの際に投げかけられる具体的な質問の例は「それはなぜですか?」・「もっと具体的に教えて頂けますか?」・「根拠となるエピソードやきっかけを教えてくれますか?」・「他にはありませんか?」などといった質問が頻出です。

面接官のチェックポイント⑤ 本気度(積極性)と熱意

コミュニケーション能力や印象などといった個人の能力ともいえる部分が重要であることは間違いないです。 しかし、採用面接は一緒に企業で働く仲間を見つける場でもあります。 そこで面接では入社に対する本気度や熱意といった部分も大切なポイントになります。 本気度や熱意に関しては主に最終面接の最重要項目としてチェックされる場合が多いです。

さてそれでは面接官に対してどのように本気度・熱意をアピールするのかを解説します。

業界企業・企業の研究の成果でアピールする。

面接官に対して本気度・熱意をアピールするための手段として最も効果的な方法は、業界・企業の研究をしっかり行い、必ず聞かれる志望動機ややりたいことで他の就活生と差をつけることです。志望動機ややりたいことをしっかりと具体的に説明できるかが重要なポイントになります。

自分の足で積極的な情報収集を行う。

企業のホームページに載っている情報や説明会で得られる情報だけではなく、社員訪問をしたり、投資家用に開示しているIRなどに目を通して積極的に情報を掴みにいきましょう。また志望している企業がその業界においてどのような立ち位置で強みや違いはどのような部分なのかを整理し、他社との比較においてどのように魅力なのかを話せるように準備しましょう。

本気で行きたいという気持ちがあればきっと面接官には伝わります。

面接官のチェックポイント⑥ 人物像

新卒採用において人物像のチェックで見られる主なポイントは「伸びしろ」・「将来性」・「一緒に働きたいと感じるか」などといった要素が重要になります。 新卒の就活生に求められることは現在の能力ではなく、将来発揮するであろう能力及び伸びしろです。

誠実・素直が重要

成長する人の共通点として挙げられる要素は色々ありますが、中でも「誠実であること」・「素直であること」は大切だと言われております。 企業の建物に入った瞬間から誠実な立ち振る舞いを意識し、面接では質問をよく聞き、誠実な回答及び誤魔化すことなく率直に回答すること。わからないことや不明なことに対してはと率直に勉強不足でした。すみません。わかりません。などと誠意を込めて話す。 このような対応を心掛けることで、面接官は貴方が実際に仕事をしている将来像をイメージし、仕事をする中でもわからないことに対してはしっかりわからないと認め成長しようとする姿を連想します。

将来性や伸びしろをアピールするには、わからないことや答えにくいことを聞かれた時に誤魔化さずに素直に誠実な回答をすることが一番効果的です。

面接官のチェックポイント⑦ 手書きESや履歴書の文字

最近は手書きのESや履歴書を採用している企業は少なくなりつつあります。しかし、企業によっては手書きでの提出を求められます。当然文字の上手い下手で合否を決めることはありませんが、文字にはその人の性格や人物像が表れます。大切なことは「人に読んでもらうということを意識した上で丁寧に読みやすく書いてあるかどうか」です。

脱字をしていたり、止めるとこが止まっていなかったり、するとそれだけで評価を下げることに繋がります。手書きのESや履歴書を書く時は、読み手の立場になって丁寧且つ読みやすい字で記入しましょう。

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