絶対通過 ES(エントリーシート)対策③ ~落ちるESの特徴~

ES(エントリーシート)

記事の概要

今回の記事では落ちるES・選考に通ることができないESの主な特徴について解説していきます。

この記事を読むことで 【ESを書く際の注意ポイントが理解できる】、【なぜESに通らないのかを知ることができる】、【提出する前のチェックポイントがわかる】、などといった知識を得ることができます。

読みにくい

まず最初に挙げられる通らないESの特徴はとにかく読みにくいことです。 具体的には適切な位置で句読点がなかったり、誤字・脱字があったり、改行が全くなかったりするESです。

企業の採用担当者は莫大な枚数のESを読む必要があります。 そのためぱっと見、読みにくいESは即不合格になる場合が多いことが予想されます。

【対策】

・できるだけ一文一文簡潔に書く。 誤字・脱字は絶対に避ける。
完成後、何度も読み返しをする。 他人に読んでもらう。
・内容理解がしやすいように結論ファーストで文章を組み立てる。

説明不足(相手の立場を考えられていない)

不合格になるESの特徴2つ目は相手の立場を考えられていない説明不足のESです。 貴方のESを読む採用担当者は貴方のことを全く知らない人です。

採用担当者はESの段階では貴方の背景知識が0のため記入していることでしか判断することができません。ESでコミュニケーション能力には自信があります。論理的思考能力に長けています。などとアピールしてもそれを証明する具体的な事例を書かないと伝わりません。

すなわち、事実に基づく根拠を示して、できるだけ具体的かつ誰が読んでも理解できるように気を遣った文章を書く必要があります。

【対策】

・数字や具体例を明確に記入する。
・就活で出会った人にESを読んでもらう。
・「なぜ」、「どのようにして」を繰り返し自問自答する。

オリジナリティが全くない志望動機

不合格ES3つ目の特徴はオリジナリティが全くなく、企業の名前を変えればどこの企業にも当てはめて使えてしまいそうな志望動機が書いてあるESです。 採用担当者から見るとこれってうちの企業じゃなくても、どこでもできるよね。と受け取られてしまい、即不合格となるケースが多いです。忙しくても一枚一枚しっかり作成しましょう。

前回の記事でも解説したようにESは効率良く合否を判断する材料になります。 ESの時点で他の企業の使いまわしをしているような志望度の低い学生を通したところで、その後の倍率が高い面接試験を突破できるはずがないので、ESの時点で不合格とします。

【対策】

・実際にその企業で働いている社員に話を聞く。
・企業の独自の強みと自分の強み・興味の共通点を見つける。
・他の企業に置き換えて読んでみる。

ガクチカや自己PRをうまく表現できていない

ESの設問の中には必ずと言っていいほど学生時代頑張ったことに関する質問か自己PRに関する質問があります。 ここで落ちる人がやってしまうミスは、ただ実績や事実のみをアピールしてしまうことです。 もちろん、大会での優勝経験やTOEICや資格などは事実として存分にアピールしても良いとは思います。しかし、企業の採用担当者はその実績や事実を得るために貴方がした努力や過程を評価したいと考えております。

実績や事実のみで判断した場合には嘘つき合戦に発展してしまう場合がありますし、採用担当者としてはその場に居合わせたわけではないので、資格など証拠が残るもの以外はそのことが事実か嘘かの判断ができません。


【対策】

・実績や事実も大切だが、その過程や努力した経験を中心に伝える。
・経験から学んだことや活かすことができた場面なども伝える。
・企業でどのように活用できるか・活用したいかを考える。

文字数不足

企業が用意したESの設問にはほぼ必ず文字数の制限が設けられております。 この文字数より極端に少なかったりする場合も落ちるESの特徴に当てはまってしまいます。

文字数制限のだいたい9割が求められている最低限の文字数だと判断してください。仮に制限が400字だとしたらだいたい360文字以上記入が必要になります。この基準に達していない場合企業側の要望に十分回答できていないと判断されてしまい、不合格になります。

企業によっては最後に「何か伝えたい事があれば自由に記入してください」などといった設問が用意されていることがあります。

このような設問があった場合は必ず埋めるようにしましょう。 この場合は企業に対する熱意を伝えても良いですし、存分に自己PRをしても良いと思います。 とにかくESで書ける部分に関してはフルに活用して貴方のことを企業に売り込みましょう。

【対策】

・制限文字数から企業が求めている文字数を予測し、それに応じた文字数を記入する。
・空欄は絶対に作ってはいけない。 全て埋めること。
・同じ言葉を繰り返し使ったりして、文字数稼ぎのようなことは避けること。

まとめ

以上が不合格になるESの特徴です。

自分で書いたESが上記に挙げた事柄に当てはまっていないかチェックしてみてください。 またESを記入する際にはこの記事を参考に落ちるESにならないように気を付けて完成させましょう。


コメント

タイトルとURLをコピーしました